内容简介
2000年3月から約1年にわたって雑誌「anan」に連載された50篇のエッセイをまとめたものだ。「パスタ」「レコード」「ロードス島」「コロッケ」「ヴァージニア?ウルフ」「ドーナッツ」そして「猫」と、目次に散りばめられたキーワードを目にするだけで、村上ファンならついニヤリとしてしまうに違いない。もちろん「焼かれたブラジャー」「柿ピー問題」「にんじんさん」「きんぴらミュージック」といった新たな話題も満載で(なぜか「すき焼き」「太巻き」「うなぎ」など和食の話題が多い)、村上エッセイの味わいが凝縮された1冊となっている。
特に印象深いのは、作家としてデビューした「群像」新人賞の授賞式の思い出「スーツの話」に始まり、チャンドラーの小説中の台詞をひきながら、村上作品の主要テーマでもある「死」について考察した「さよならを言うことは」で締めくくられている点だ。「20世紀に対して、…個人的にうまく別れを告げることができたような気がする」(「さよならを言うことは」)という末尾の言葉は、作家としての円熟期、あるいは転換期を迎えた村上のひとつの節目を画す本であることを示唆している。
村上春樹といえば安西水丸の挿絵が定番だが、本書は1960年代の「平凡パンチ」の表紙絵以来、第一線で活躍を続けるイラストレーター大橋歩とのコラボレーションとなっている。連載時のものに50点追加されたというモノクロの銅版画101点が、村上の文章のもつ独特の「静謐(せいひつ)さ」に絶妙にマッチしている。(中島正敏)
作者简介
作者簡介
村上春樹
1949年生於日本京都府。早稻田大學戲劇系畢業。
1979年以《聽風的歌》獲得「群像新人賞」,新穎的文風被譽為日本「八○年代文學旗手」,1987年代表作《挪威的森林》出版(至今暢銷超過千萬冊),奠定村上在日本多年不墜的名聲,除了暢銷,也屢獲「野間文藝賞」、「谷崎潤一郎賞」等文壇肯定,三部曲《發條鳥年代記》更受到「讀賣文學賞」的高度肯定。此外,並獲得桐山獎、卡夫卡獎、耶路撒冷獎和安徒生文學獎。除了暢銷,村上獨特的都市感及寫作風格也成了世界年輕人認同的標誌。
作品中譯本至今已有60幾本,包括長篇小說、短篇小說、散文及採訪報導等。
長篇小說有《聽風的歌》、《1973年的彈珠玩具》、《尋羊冒險記》、《世界末日與冷酷異境》、《挪威的森林》、《舞‧舞‧舞》、《國境之南、太陽之西》、《發條鳥年代記》三部曲、《人造衛星情人》、《海邊的卡夫卡》、《...
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村上ラヂオ是2003年由新潮社出版,作者村上春樹。
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